実行委員長 ご挨拶


日本には、これまでも近江商人の教え「三方良し」などの考え方がありました。つまり、商売とは、自分の利益ではなく、お客様の幸せであったり、その事業活動を通じて、社会全体がより良くなっていることである、と。SDGsでは、社会の持続可能な発展のために、自分たちの事業を通じて、何ができるのか、また、何をしているのか、ということが問われることであるとも言えます。このSDGsの考え方は、「商売の原点」であり、SDGsという言葉が生まれる前から、各企業が大切にしてきた「当たり前」の考え方なのではないかと思います。
スーパーマーケット Good Action Initiativesでは、「スーパーマーケットのSDGs」を推進していくために、スーパーマーケットの社会貢献や地域貢献の事例を集め、発信していくことで、そのスーパーマーケットのファン(顧客)を創造し、地域ととともに発展していくことができるお店作りをサポートしたいと考えています。
SDGsの考え方が世の中に普及されてきている中、「エシカル消費」という言葉もあるように、消費者の購買行動も変化しています。その消費者の変化に、スーパーマーケットもしっかりと対応していくことで、自社も成長し、生産者やメーカーも変わることで、社会全体がより良くなっていく、そんなムーブメントの原動力に、スーパーマーケット Good Action Initiativesはなりたいと思います。
スーパーマーケットは、地域に欠かせぬ「社会インフラ」です。地域でがんばるスーパーマーケットを応援させていただきます。
スーパーマーケット Good Action Initiatives 実行委員長
淑徳大学コミュニティ政策学部教授
矢尾板俊平
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